滋賀県の2021年5月分の雇用情勢です。有効求人倍率0.92・・・
もう少しで1倍ですね。
有効求人倍率というのは簡単に言えば、求職者1人に対してお仕事がいくつあるかという数字です。
求職者1人に対して求人が一つあれば有効求人倍率は1となります。
ただ、足元ではコロナウイルス感染拡大が続いているので、感染者数の増加と共に経済活動にも再び制限がかけられるかもしれません。
コロナ以前は滋賀県の有効求人倍率は1.3を超えていましたが、まだまだ元に戻るのには時間がかかりそうですね。
一般職業紹介状況(令和3年5月分)
~有効求人倍率は2か月連続で上昇 0.92倍~
県内の雇用情勢は、一部に持ち直しの動きがみられるものの、求職の超過が続いており、注意を要する状態にある。
新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある。
○有効求人倍率は 0.92倍で、前月に比べ0.01ポイント上昇(2か月連続の上昇)
○新規求人倍率は 1.83倍で、前月に比べ0.25ポイント上昇(2か月連続の上昇)
【求人の動き】
○有効求人数(季節調整値) 21,321人、前月比 0.1%( 31人)増 2か月連続で増加
○新規求人数(季節調整値) 8,496人、前月比 5.2%(423人)増 3か月連続で増加
○産業別新規求人数(原数値)(以下前年同月比)
増加= 建設業 4.3%(7か月連続)、製造業 47.3%(3か月連続)、
学術研究,専門・技術サービス業 12.9%(3か月連続)、
宿泊業,飲食サービス業193.9%(2か月連続)、
生活関連サービス業,娯楽業 188.5%(3か月連続)、サービス業 28.9%(2か月連続)
減少= 運輸業,郵便業 ▲0.5%(3か月ぶり)、卸売業,小売業▲14.8%(17か月連続)
○正社員有効求人倍率(原数値)0.62倍、前年同月より0.05ポイント上昇 19か月ぶりの上昇
【求職の動き】
○ 有効求職者数(季節調整値) 23,119人、前月比1.0%(231人)減 2か月ぶりに減少
○ 新規求職者数(季節調整値) 4,636人、前月比9.4%(479人)減 3か月ぶりに減少
※滋賀労働局HPより引用